酒類販売免許

酒類販売業を行う際は、所轄税務署長の免許を受けなければいけません。

酒類販売業とは

酒類販売業とは

 お酒に関するルールは酒税法という法律で定められており、①酒類の販売業➁酒類の販売の代理業③酒類の媒介業を行う際には所轄税務署長の免許を受けなければならないとされています。これら3種類の業務形態を合わせて酒類販売業と呼びます。

第九条 酒類の販売業又は販売の代理業若しくは媒介業(以下「販売業」と総称する。)をしようとする者は、政令で定める手続により、販売場(継続して販売業をする場所をいう。以下同じ。)ごとにその販売場の所在地(販売場を設けない場合には、住所地)の所轄税務署長の免許(以下「販売業免許」という。)を受けなければならない。ただし、酒類製造者がその製造免許を受けた製造場においてする酒類(当該製造場について第七条第一項の規定により製造免許を受けた酒類と同一の品目の酒類及び第四十四条第一項の承認を受けた酒類に限る。)の販売業及び酒場、料理店その他酒類をもつぱら自己の営業場において飲用に供する業については、この限りでない。
2 前項の販売業免許を与える場合において、その販売業免許を受けようとする者が博覧会場、即売会場その他これらに類する場所で臨時に販売場を設けて酒類の販売業をしようとする者であると認められるときは、税務署長は、当該販売場に係る同項の販売業免許につき期限を付することができる。
3 第七条第五項の規定は、前項の期限を付した販売業免許について準用する。

免許を持たずこれらを行った場合、罰則があります。

第五十六条 次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
一 第九条第一項の規定による販売業免許を受けないで酒類の販売業をした者
二 第三十条の二第一項若しくは第二項又は第三十条の三第一項の規定による申告書をその提出期限までに提出しなかつた者
三 第三十条の三第二項の規定による申告書をその提出期限までに提出せず、又は偽りの申告書を提出した者
四 第四十三条第十二項の規定に違反した者
五 第四十五条の規定に違反した者
六 第五十条第一項第二号又は第三号の規定による承認を受けなかつた者
七 第五十四条第一項の罪を犯す目的で原料、機械、器具又は容器を準備した者
2 前項の犯罪(同項第二号、第三号及び第六号に該当する場合を除く。)に係る酒類、酒母、もろみ、原料、機械、器具又は容器は、何人の所有であるかを問わず没収する。
3 第一項第五号の場合において、酒類、酒母又はもろみの製造者が判明しないときは、酒類については、犯人から、直ちにその酒税を徴収し、酒母又はもろみについては、当該酒母又はもろみをその他の醸造酒とみなして、犯人から、直ちにその酒税を徴収する。ただし、前項の規定により没収された酒類、酒母又はもろみには、酒税を課さない。

①酒類の販売業 とは?

 酒類を継続的に販売することを指します。営利目的か否かや、販売先が特定されているか否かを問わず免許が必要になります。

➁販売の代理業 とは?

 製造者又は酒類販売業者の酒類の販売に関する取引を継続的に代理することを指します。営利目的か否かを問わず免許が必要になります。

③媒介業  とは?

 他人間の酒類の売買取引を継続的に媒介(取引の相手方の紹介、意思の伝達又は取引内容の折衝等その取引成立のためにする補助行為をいう。)することを指します。営利目的か否かを問わず免許が必要になります。

酒類販売業免許とは

①酒類の販売業➁酒類の販売の代理業③酒類の媒介業(=販売業)に該当したら、該当する以下のいずれかの免許が必要です。

①酒類の販売業

酒類小売業免許(中分類)

酒類小売業免許とは、消費者(=消費者、料飲店営業者、菓子等製造業者で酒類を製造用の原料として使用する営業者)に対して酒類を継続的に販売(以下「小売」という。)することが認められる次の酒類販売業免許をいいます

一般酒類小売業免許

販売場において、原則として、全ての品目の酒類を小売することができる酒類小売業免許

通信販売酒類小売業免許

通信販売( インターネットやカタログの送付などによる 販売方法)によって酒類を小売することができる酒類小売業免許

特殊酒類小売業免許

酒類の消費者等の特別の必要に応ずるため、酒類を小売することが認められる酒類小売業免許

酒類卸売業免許(中分類)

酒類卸売業免許とは、酒類を卸売り(=酒類販売業者又は製造者に対し継続的に販売すること)が認められる次の酒類販売業免許をいいます。

全酒類卸売業免許

原則として、全ての品目の酒類を卸売することができる酒類卸売業免許

ビール卸売業免許

ビールを卸売することができる酒類卸売業免許

洋酒卸売業免許

果実酒、甘味果実酒、ウイスキー、ブランデー、発泡酒、その他の醸造酒、スピリッツ、リキュール、粉末酒及び雑酒を卸売することができる酒類卸売業免許

輸出入酒類卸売業免許

輸出される酒類、輸入される酒類又は輸出される酒類及び輸入される酒類を卸売することができる酒類卸売業免許

店頭販売酒類卸売業免許

自己の会員である酒類販売業者に対し店頭において酒類を直接引き渡し、当該酒類を会員が持ち帰る方法により卸売することができる酒類卸売業免許

協同組合員間酒類卸売業免許

自己が加入する事業協同組合(中小企業等協同組合法(昭和24年法律第181号)に基づき設立された事業協同組合)の組合員である酒類小売業者に酒類を卸売することができる酒類卸売業免許

自己商標酒類卸売業免許

自らが開発した商標又は銘柄の酒類を卸売することができる酒類卸売業免許

特殊酒類卸売業免許

酒類事業者の特別の必要に応ずるため、酒類を卸売することが認められる次の酒類卸売業免許

A 製造者の本支店、出張所等に対する酒類卸売業免許

B 製造者の企業合同に伴う酒類卸売業免許

C 製造者の共同販売機関に対する酒類卸売業免許

➁販売の代理業

酒類販売代理業免許

酒類の販売の代理業を認められる酒類の販売業免許

③酒類の媒介業

酒類販売媒介業免許

酒類の販売の媒介業を認められる酒類の販売業免許

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